喜・努・愛・楽

子供たちは夏休み真っ只中な7月の終わり、オリンピックでもやっとひとつ金メダルが取れましたね!!

自分もかつてはオリンピックを目指していましたが、今ではそんな事言っても信ぴょう性がゼロ(笑)

でも、競技を見ていると、選手とコーチの信頼感、絆ってすごく強いなって感じました。
試合中のアドバイス、試合後の選手のケア、コーチがいることで与える安心感。

自分にもそんな経験があります。



少し前にサッカーのコーチをしていた時期がありますが、それはもう優しいコーチとして子供達には絶大な人気者で・・・

ほんとにそうだったのだけど、コーチを辞めてからも、大事な試合を見に行ったりしていて、コーチ時代を含めて、俺がいる時はなぜかほぼ負けた事がなくて、俺が大丈夫って言ったらほんとに大丈夫で・・・
子供達や、親のあいだでも、シオくんが来たら負けないってジンクスが密かにあったみたい。


そんな中、二日間続けての子供達にとって一番大事な大会に、一番慕ってくれた子から来てねって言われて、行ったとき。一日目は無事に勝って、「明日も来てね、12時からだよ」って言われていたので、12時前に到着すると、うなだれた子供が目に涙を浮かべながら「シオくんどこにいたの？」、「見に来てくれなかったの？」、泣きながら俺を睨みつける子も・・・

試合の時間は10時からで、負けてしまっていたようでした。
「シオくんがいないから負けちゃったじゃん!!」と言いながら泣きつく子供達。


あんなに辛い思いをしたのはないかもな～


コーチを辞めてるのに必要とされていた事に対して少し嬉しさもあり、でもそんな期待に応えられなかった申し訳ない気持ちもあり。

選手にとってその人が居るだけで安心して戦える、そんな存在に自分がなっていたんだなって、オリンピックを観ている今ならその関係の重要さがわかるな。


それでさ、自分もいつかオリンピックに行くような選手を育てたいという目標ができてしまいました・・・昨日突然ね。

いつか自分の子供がそれになったら最高なんだけど。


今はまだ漠然としてますが、20年後のオリンピック、自分はコーチとしてオリンピックの舞台に居ます!!