2012年05月19日

陸上選手

陸上と出会ったのは中学1年の時、とっても怖い陸上部の顧問に『お前は陸上部だ!!』と強く言われた瞬間から始まった。

中学生のときは幅跳びと100mの選手としてやっていたが、県大会に行く位のレベルでそれ以上は行けなかった。

高校ではサッカーをやろうとサッカーの強い高校に行ったが、部員の多さと、決まりの多さに嫌気がさして一日で辞め、ちょうどサッカー部の顧問の先生に辞めると伝えたときに、たまたま隣に居た陸上部の顧問に声を掛けられて、またしても陸上部へ入部。

高校では三段跳びという種目に出会い、初めて出た大会で優勝。その後は静岡県で1番になり、東海地区でも1番の記録を出すまで行った。

うちの高校は三段跳びについて教えてくれる先生は居ないし、陸上部は10人程度の弱小校だった。顧問は長距離専門だったので、短距離を見てくれていたコーチにメニューを考えてもらい、独自に練習を組み立てやるということをずーっとやってきた。

当時はジャンプ力はかなりあって、『お前は将来オリンピックに出れる逸材だ!!』と他校の先生や陸上協会の人達に期待されていたそうな。

でも、推薦で入学した大学では部員の多さにビビって陸上部は辞めて、個人的にこっそりと趣味でやるようになりました。


大学を卒業して、社会人になり再びやりたくなって、大会に出始めたが、ろくに練習をしないので年々衰えていく自分が嫌で、もっと跳べるはずだ!!という思いが強くなって行き、練習頑張るぞって時に怪我したりで、毎年情けない結果を繰り返し、そんなことをしているうちにもう31才になりました。


定年を迎えた中学の時の鬼顧問と何年か前に出会った時に、俺がまだ競技者としてやっている事を知って、とても嬉しく思っている事をとっても優しい顔で伝えてくれた。



思えば長いことやっているけど、こうして長いこと続けられることに出会えた自分は幸せだと思う。


なんのためにやってるの?何が面白いの?って言う人。

そんなの説明できないよ。強いて言うなら自分の存在を証明できる場所がそこだから。

辞めるのは簡単だけど、でもまだやりたいから、もっと跳びたいから、そんな一途な思いと共に、先生、俺はまだやってますよ!!

陸上選手


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Posted by zackey at 10:23│Comments(0)
 
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